無料の薪を入手するには?
半薪半X(エックス)のススメ!
薪の自給自足が出来ればどんなにステキなことでしょう・・・
無料で薪を入手するためには、すこし工夫や努力が必要です。
当方までご来園いただけましたら、ノウハウや経験など余すところなくお伝えいたします。
皆様に経験談や失敗談をお伝えすることで、私達自身も学びを得たいと思うからであります。
【1】製材所、森林組合などから貰う。
→ 製材所は近隣から当たっていくとよいでしょう。
→ 森林組合の各事務所へあたってみましょう・・・(リンクはこちら)
【2】山林を買う。
→ ストーブユーザーの方は1haあればおそらく薪に困ることはありません。
→ 売りに出ていることは少ないので個別に地主と交渉しましょう。
【3】山林を借りる。
→ 近隣の「私有林」の地主に直接借地をする。
→ 借地に出ていることは少ないので、個別に地主と交渉する必要があります。
→ 5年~10年の期間を定めて賃貸契約書を結ぶとよいでしょう(サンプル)
【4】薪の同好会に参加する。
→ 山仕事を楽しみながら薪を集めたり会員の親睦をはかる同好会もあります
→ 香川県から森林保全を行う団体に対する交付金などもあるようです。
(参考 森林・山村多面的機能発揮対策交付金事業(外部リンク))
→ 香川には「香川バイオマス組」という同好会もあるようです。
【5】森林ボランティア・体験に参加する。
⇒ 当研究会でも間伐の体験会を非定期に開催しております(下記参照)
【6】三宅クイックガーデニングの無料薪材料をもらう。
→ 当研究会の三宅達治の運営する三宅クイックガーデニングの該当ページ
薪作りの体験コースについて
薪作りの体験コースに参加していただければ、商品化されない(できない)ものを一部お分けいたします。山仕事ほど「経験」が重要なものもありません。
まずは「体験」の機会をもっていただければと思います。
■薪の自給自足に必要な道具(応相談)
・チェンソー
・鉈
・斧
・のこぎり(手ノコ)
・作業着/手袋/長靴
・ヘルメット
・軽トラック
などの中からご用意できるものををご自分でご準備ください。一部レンタルもございます。
薪が出来るまでの作業工程
森の中の木材を伐採して乾燥し、利用できる形にまでもっていくには以下の作業が必要です。一つひとつ確実に処理していくことが大切です。
なんと言っても安全第一で作業を進めることです。
事前に予約頂きまして、ご来場ください。
【1】伐採
伐採する木を決めてチェンソーで伐採します。
一人で伐採する木の太さは直径10センチくらいまでとするのがよいでしょう。
山林によっては市町村に伐採の許可が必要な場合があります。
【2】搬出
伐採した木を安全な場所まで搬出します。
【3】玉切り
横倒しになった木を、35~40センチ程度の長さに切ります。
切り口を水平にしておくと、後の薪割りの作業が楽になります。
【4】薪割り
斧を使って薪をわります。
楽しい作業です。
【5】束
直径22センチ、円周70センチ。
80センチくらいのひもで束にします。
輪を最初に作っておき、輪の中に薪を入れていきます。
【6】洗浄
土のついている薪は水で洗浄します。
【7】乾燥
最低半年から1年間乾燥させます。
含水率20%前後まで乾燥させることが肝要です。
断面の見えているものは比較的早く乾きますが、断面のないものはやや時間がかかります。
【8】廃材処理
木材の中で利用できなかった部分を堆肥化したり、一部を野焼きにする作業を行います。
(→この部分で出てくる木材をお分けします。)
推薦図書
「なぜ?」が学べる実践ガイド 納得して上達! 伐木造材術
出版社: 全国林業改良普及協会 (2012/9/19)
著者/ジェフ・ジェプソン